見えます!見えます!
何が見えるのですか?
あなたのオーラが!
おお!凄い!それは何色ですか?
白
・・・・
さて今日はお待ちかね、いよいよ霊的なお話だよ。
さすがに皆さん飽きてますけど・・・
これもコンサル時代にあったお話だよ。
当時とある担当店舗の閉店後。
社員は事務所内の金庫室で最終チェックをしています。
ホールと事務所の出入りは扉一つだけ。
私はホールへの扉に向かって、社員2人と談笑しながら金庫室の作業が終わるのを待っていました。
あとは事務所にある最終出入口から帰るのみ。
数人はホール内の最終巡回に行ってましたが、誰が巡回をしているかは把握してませんでした。
ホールの巡回を終えた社員が事務所に戻り、ホールと事務所をつなぐ扉の鍵を閉めました。
「あーもう終わるな。」
そう思った瞬間
ホールへ行く扉のドアノブが
ガチャガチャガチャ!
と激しく上下します。
その店にはA君という「いじられキャラ」的な社員がいたので、私はどうせA君をホールに残してカギを閉めたイタズラだと思いました。
「おーい、くだらない事はいいから」
金庫室にいる社員は私の言葉に不可解な顔をしました。
「おい!どうせAだろ!はよ開けろや!」
私は早く帰りたかったのもあり、幼稚なイタズラにイライラしたのでしょう。
金庫室にいる社員に大きな声を出しました。
その時、金庫室から

え?呼びました?
とA君が顔を出します。
「あれ?」
「じゃー扉をがちゃがちゃしてるの誰?」
「あれ?」
「みんな事務所にいるじゃん」
「あれ?」
事務所に異様な空気が流れました。
ホールと事務所をつなぐ入口にはカメラが付いていました。
「ちょっと確認してみよう」
テープを巻き戻してホール側から扉を映している映像を見る事にしました。
そこには、社員が巡回を終え事務所に入り、ホール内の電気が消えた映像が映っていました。
当時はビデオテープで録画していたので、画像はあまり鮮明ではありませんでした。
もう一度巻き戻して見てみると
ホール内の電気が消えた後、
誰もいないのに
ドアノブが上下に動いているのが微かに見えたのでした。
じょぼぼぼぼぼぼ
え?怖いですか?
正直、ちびったね。
あまり怖くなかったのですが
真実はそんなもんだよ。
一体何だったのですか?
これは分からん。
お化け信じないのに怖いとか。
今、店でこれを見ているそこの業界人!
モニターを見つめてみよう!
誰もいないのに・・・・
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