パチンコ店のコンサルってどんな仕事なのか？その２【嫌われ編】

あくまで俺はって前提だけど、嫌われＭＡＸだったよ。口きいてくれない店長もいたし、事務所のカメラで監視されてた事もあったよね。

ホールで仕事して事務所にはいなかったから特に気にならなかったよ。

だって事務所にいてもやる事ないし。店長が仕事しないから役職やバイトには直接ホールで指導するしかないからね。基本的にはホール出てたよ。

人それぞれじゃない？訪問するだけだとホールは出ないし。
ホールに出るから偉いって訳ではないからね。

１回だけ怒られたけどね。

お昼ご飯を事務所で食べてたんだよ。

パン食べてたんだけど、そのパンの袋をゴミ箱に捨てたんだよね。まあ当たり前だけど。

そしたら「外部の人間のくせに、ゴミを捨てるとは何事だ！」ってその会社の本部から怒られた。

いや、これはガチで。それから食事は外食するようにって事になったよ。

経営者の依頼で契約しても、全幹部が賛成とは限らないよね。大体は「反コンサル」だったよ。
要は、経営者だけ危機感を持っていて、幹部はぬるま湯の現状維持が希望って事ね。

酷い会社だから成績悪いって事なんだけど、当の本人達はやっぱり自分たちを蔑ろにされたって感情が強いんだよね。

そういう人もいたよ。少数だけど。
大半は粗を探して、追い出す事に労力を使う人が多かったね。

それでもホールに出て丁寧に教えたりしてると、そのお店の役職や社員・バイトは理解してくれるんだよ。

まあ、「仕事も教えない・文句は言う・成績は悪い」って店長より、「仕事は教える・怒らない・腐っても肩書はコンサル」だとね。みんな馬鹿じゃないからね。

時間かけて理解者になってくれるか、転勤させるかの２択だったよ。

自分がいた会社は契約時に「人事権」を認めてもらうのが条件だったんだよ。こういう時のために。仕方ないよね。成績優先だもん。
契約している店舗は全店ってわけではなく、〇店舗中〇店舗契約って事が多かったから、まあ反コンサル店舗へ転勤してもらう感じだったね。最終手段だけど。